ピグの日記

適応障害になってから現在にかけてのブログです

自分なりに歩み続けた日々

緊張や不安感、焦燥感にかられながらも少しずつ前に進みました

本当に仲良しになった友達ができました。その子は頭がよくてチャラくてすごくポジティブな人でした。自分もその子と同じような人間になりたく好きなアーティストや口癖、言動もまねているうちにポジティブになってきました。定期的なテストや技術テスト、現場実習などでびくびくしながらも友人と話したり遊んだりすることを想像するだけで気分がよくなった時もあります。そういったポジティブなことを考えることが一番の回復薬だと思いました。強い不安感に押しつぶされそうになったこともたくさんありました。それでもみんなと一緒に前に進みたい。努力して頑張って同じ道を進みたいという気持ちが強くなり、自分なりに一生懸命になっていました。

 

油断をしたら…

専門学校に入って半年がたつと、いつの間にかパニック発作はなくなりました。緊張ですぐに気分が悪くなったり、腹痛に襲われることはありましたが、高校生の時のようなパニック発作はなくなりました。とうとう、治ったのだと実感し気分も明るくなっていきました。当時、食欲も旺盛で活発になっていました。さらにいままでパニックになっていたことをすっかり忘れ友達と夜遅くまで呑んだり、騒いだりと青春を謳歌していました。毎日が充実していてとても楽しかったです。いつのまにか、心療内科にも通わなくなり薬も勝手に自己中断してしまいました。

二年生の冬、急にパニック発作に襲われました。3週間という長い実習に耐え兼ね、車を運転中に呼吸困難感と動悸、嘔気に襲われたのです。はじめは緊張のせいで一時的なものだと感じていました。けれども、気分はよくならず、高校生の時のように食欲も減退し長期間眠れない日々が続き、夜間は不眠に陥りました。実習のレポートや記録が終わらず、一日3~4時間しか眠れませんでした。周りの友達もみんな同じ状況だったので自分も負けずと頑張っていましたが体の言うことがいかなくなっていたのです。記録よやる意欲もなくなり、実習にいっても空っぽな状態でとても自習をクリアできる状況ではありませんでした。その時、ようやく「そういえば、高校の時もこんな感じだったなあ…。」と気が付きました。しかし、気が付いたときには遅く、再び内服薬を中心に治療が開始となり、険しい道のりが用意されていたのでした…。